紀州っ子救援隊の最終ミーティング

我々NPOでは、和歌山県内の子供たちがサイバー犯罪に巻き込まれないよう注意すべきことを啓発するために、学校を巡って講演する「IT安全キャラバン隊」を実施している。

しかし、実際にサイバー犯罪に巻き込まれてしまった場合、子供たちは友達と相談することはあっても、両親や先生にはなかなか相談できないことがアンケートの結果などでわかっている。

また、警察や教育委員会などの多くの組織で、電話相談を受け付けているが、子供たちが自主的に電話するにはハードルが高いようで、多くの場合、父兄からの電話であり、かなり重症になってしまっているそうだ。

そこで、NPOがお手伝いできる部分はないかと考えた結果、子供たちが重大な犯罪に巻き込まれる前に、気軽に相談できる場を提供しようと考えた。

それには、電話でなくケータイのメールによること、時間的な制約をなくし24時間受け付けることなどを骨子としたプランを立てて、今年の春に和歌山大学教育学部の豊田先生に相談した。

豊田先生のご提案で、子供たちの相手をするのは大人でなく、子供たちの気持ちが分かり、言葉遣いが理解しあえる世代として、できるだけ若い人たちで、しかも教育現場に出ていく予定の人がふさわしいとして、豊田ゼミに学ぶ大学生が相談相手として参画してもらえることになった。

そこで、NPOと和歌山大で手分けをして、ドメイン名の取得、ホームページの作成、MLの作成、お助けカードの作成、教育委員会や県警本部などとの連携などの準備を進めてきた。



今日は、県警本部のサイバー犯罪対策室の方と和歌山大学教育学部を訪ね、和歌山新報の記者の方の取材も兼ねて最終ミーティングを行い、実施にあたって準備しておかないといけない諸事項を確認しあった。

我々NPOの担当は、キャラバン隊の活動を通じて「お助けカード」を配布したり、子供たちからの相談メールをある程度分類し、事件性のあるものは警察に相談するように勧めたり、匿名化(アドレスを消去)して救援隊のMLに投げて、いただいた回答を相談者に返送することなどである。

これまでに、ほぼ作業が収束に向かっているので、残作業を9月中に終えて10月から相談業務をスタートすることとなった。(臼井)

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