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案山子ロボット研究会

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この地方では、鳥獣害に悩まされることが多く、何かいい対策がないかと悩んでいるそうなので、それでは、現場で昼夜働く賢い案山子を作ってみようと考えていた。 今回、案山子ロボットに興味を持っている方に集まっていただき、第1回案山子ロボット研究会を開催した。 最初に、ボクが個人的に考えている基本的な構想を皆さんに説明し、その後具体的な害獣の被害の現状や、それに対する現行の対策などを話し合った。 案山子ロボットのイメージ図は省略するが、ここに含まれる機能を如何に安価に実現するかというところが課題だ。 もし、考えているようなロボットが完成すれば、この地域だけでなく日本中で歓迎されるはずだ。 参加者の1人に製作をお願いしていた本体のスクリュー部分の試作品を見せていただいた。 また、「自宅の周辺に毎日のようにシカやイノシシが現れるので困っている。」という参加者には、完成したロボットの現地試験に協力していただくことにした。 次回は、監視機能部分の研究を行う予定。

シニア見守り事業のヒアリング

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東京から、シニア見守り事業について電通の皆さんがヒアリングに来られた。 こちらからは、室井協議会会長とボクと事務局の下川さんが対応した。 電通さんは、我々のほかにも、高齢者支援活動を実施している団体にヒアリングしているそうで、今回もいくつかの団体のうちの1つとして来社された。 我々の「快適見守り支援サービス」の特徴は、無線センサーでもしものときの安全を見守ることと、TV電話を活用して、高齢者の生活に生きがいと楽しみを与えようというものである。 既に、高齢者に緊急事態が発生した場合に、供え付けの赤ボタンを押すことで消防署などに緊急通報することができるような設備を導入している地域もあったが、事故発生時にボタンを押すことができない情況もあるので、本人が特定の行動を起こさなくても見守れるのが特徴である。 しかし、とっさの場合に対応できないという課題もあるが、その場合はTV電話で見守りセンターにコールしていただくことで対応している。 それよりも、TV電話を活用して、高齢者が楽しめるいろいろなサービスを充実させるほうが、より有効ではないかと考えている。 他に、まだ未発表の高齢者支援ツールを某メーカが構想中なので、それに対する現場からの意見として、いろいろと尋ねられた。 いずれにしても、高齢者にいかなるサービスを提供すればいいのか、各社が競っている情況であるが、なかなか決定打が出ないというのが、現状のようだ。 我々の提供するサービスが、少しでも高齢者の安心な生活を支援できればありがたいのだが。。。 (臼井義美)

シニア見守り研修会

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シニア見守り研修会ももう15回を迎える。 今日は、京都でケータイを組み込んだ通信装置を使って、高齢者支援サービスを実施している「 」のアドバイザであるKさんに、講師をお願いした。 今日は結構寒かったが、「コートを着てきたのに、白浜に着くと暖かくて。。。」と笑っていた。 高齢者に対する対応方法についての講義だったが、「対応は、言葉でするものでなく、心の持ちようが大切」という課題を体験するために、参加者が2人ずつ組になっての実施訓練などが行われた。

害獣捕獲事業の進捗報告

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今日は、神戸の兵庫県立大学で、農水省より受託した研究の進捗報告があった。 朝から、神戸へクルマで行ったが、途中、ものすごい雨で前を行くクルマが良く見えないくらいだった。 これは、雨だけでなく、霧も同時に発生しているようだ。 県立大が入居するハーバーランドセンタービルの入り口の前に大きな地下道の出入り口が建設され、近くに白浜温泉を楽しめるという「養老の湯」がオープンしていてびっくりした。 進捗会議は、ハーバーランドセンタービル内の兵庫県立大学の会議室で行われた。 中間で行われた評価の結果、本事業はABCD4段階のAに認定され、研究が翌年度に継続されることになった。 当面は、RIISのテーマである小型落下装置の特許申請などを進めるが、できれば安価なドロップネットに用いる無線で同期を取る小型落下装置の開発も行うことになった。 (臼井義美)