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きのくに学びフェスタ「NPO相談コーナー」に参加

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平成21年11月23日、Big-Uで和歌山県教育委員会主催の「きのくに学びフェスタ」が開催され、催しとして「NPOの活動に関する展示」や「NPO協働相談コーナー」に参加した。 学校への講演活動「紀州っ子IT安全キャラバン隊」や、和歌山大学教育学部豊田研究室との連携で進めています「紀州っ子救援隊」の紹介をさせていただいたり、コーナーにいらっしゃった方の質問にお答えしたりした。 また、隣の部屋で行われた「情報交換会」では、学校教職員、社会教育団体、地域の推進事業関係者、NPOなどが集まり、日ごろの情報を交換し合った。(下川)

自動化檻の試作が完成

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研究中であったイノシシ捕獲用の箱わなの試作1号機が完成したので、その検収を兼ねて改良点などを話し合った。 先日は、電子トリガーや駆動装置について、その動作状況の確認を行った。 駆動装置は、センサーとの接続を想定した「自動」と、人間が判断して駆動させる「手動」に切り替えられる構造としている。 当面は、手動によるテストを行うことになっているが、さすがに実績のある檻と機械加工のプロによる試作品だけあって、すてきな仕上がりだ。 シーケンサなども実績のあるメーカの製品を搭載することで、安定した駆動を目指している。 しかし、白いボックスや金属の反射がイノシシの警戒心を呼び起こす可能性があるため、ボックスをこげ茶色に着色してもらったり、ステンレス材などで組み上げられた駆動部分にも着色した金属製のカバーを設置したことで、目立たないようになった。 今回のミーティングでは、イノシシの捕獲を目的として現場にこの檻を設置することを想定して、扉の駆動装置などに関して、捕獲経験の豊かなT氏にも参加していただいて検討した。 特に扉が落下した際に、捕獲したイノシシが暴れることなども考慮して、扉の構造についても議論をおこなった。 イノシシが檻に入って餌を食べている時、スイッチ音がしてから扉が閉まるまでの間に、イノシシが逃げ出す時間的な余裕がないことが重要である。 イノシシは一般にバックをしないので方向転換してダッシュすることになるが、扉の閉まるタイミングがその行動に合致しているかなどについても、捕獲実績のある檻の構造をできるだけ踏襲して作成したので、問題がないであろうとの結論になった。

第14回白浜シンポジウムの企画開始

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次回の白浜シンポジウムに関して、各主催者団体と運営体制や規約の改訂などについて相談を行っている。 この日は、和歌山県庁と和歌山県警本部を訪ねて、相談をした。 和歌山県は、知事の積極的な参加表明もあり、本シンポジウムの運営を中心に参画することを確認した。 また、会場として県の情報交流センターであるBig・Uの活用をも検討することになった。 県警では、情報管理課と生活環境課がともに参画し、サイバー犯罪に積極的に取り組んでいることを、シンポジウムを契機にアピールしていく方針を確認した。 引き続き、主催団体である実行委員会の規約改訂や、課題ごとに議論をし提案するためのスタッフ会議の組織化などを経て、次回のシンポジウムの企画にとりかかる予定である。

星林高校へ紀州っ子IT安全キャラバン隊実施

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11月18日、「紀州っ子IT安全キャラバン隊」は、和歌山県立星林高等学校を訪れました。立派な玄関には、「新世紀の栄光と勝利をめざし世界に羽ばたけ星林生!」と日本語文と英文で書かれていました。 講演前に山本先生や谷田先生と打合せ後、教職員の方50名に、NPO代表の臼井義美が、主に高校生のネット利用の現状、事例などを講演しました。 内容は、 「高校生が陥りやすいネット犯罪とその対策」 ・今も昔も。。。 ・現在の状況は? ・高校生のネット事情  -掲示板(2ちゃんねる)  -SNS(ブログ、プロフ、mixi)  -動画配信サイト(Youtube、ニコニコ動画)  -学校裏サイト ・ネット社会の危険性と対処法  -詐欺  -いじめ  -ストーカ 講演時間が1時間ということで、要点を絞ってのお話となりました。 この学校には4年前にも、生徒さん900名を対象に臼井が講演させていただいていたようです。 講演の翌日に、記事を発見! また、機会がありましたら、お声掛けいただければと思います。(下川)

地域情報化フォーラム

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11月11日には、Big・Uで「ICTを活用した地域情報化」をテーマとしたフォーラムが開催された。 参加者も比較的多かったが、ボクにとってもこのテーマは非常に面白かった。 内容は、「テレビ電話を活用した新しいビジネスモデル」について、大手通信会社がはじめたテレビ電話のお話。 いまどき、何でテレビ電話なの?と思うが、最近、田辺市にも進出したそうで、その名も「株式会社見果てぬ夢」だって^^; とりあえず、近いうちにこの会社の見物に行ってこよう。 次に、田辺市長が、そのテレビ電話を使って市内で実験している様子を紹介された。 山間部に住む高齢者にとって、福音となるのだろうか。 ボクらは、ケータイでテレビ電話するほうが便利だし、Skypeだったらタダだしと思うのだが、高齢者にはそうはいかないのだろう。 もう一つ、京丹後市の方から、いのししの檻で捕獲した動物の写真をケータイに送信するシステムを紹介された。 ボクが以前和歌山県などに提案していた研究内容と似ているが、現在、我々がいのしし檻に関して農水省から委託されている研究とも近いので興味深く見せてもらった。 最後に手を上げて、意見を言わせてもらった。 「私は、大阪の街中から田辺に移り住んでいる。皆さんのお話を聴きながら、こんなことに気がついた。人脈や情報など都会の文化はネットワークで取り寄せることができるが、海の景色や温泉など地方の文化は都会に持ち込むことができない。だから、ボクは田辺でデジタル人間になることにした。」

秋が来た

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我々RIISが入居しているBig・Uにも、秋が来た。 ものすごく澄み渡った空の下で秋風がさわやかだ。 部屋の中で仕事をするのが惜しいくらい。 ところで、事務所にも蚊の残党がいて、仕事中にしょっちゅう刺される。 チラッと見た姿から、どうも藪蚊のようだ。 多分、Big・Uの一部に植栽された竹藪が塒(ねぐら)になっているんではないだろうか。 Big・Uのすぐ近くに新庄公園があるので、頑張って昼休みに散歩に行った。 ここも、コスモスが咲き乱れ、モロに秋の風情だ。