白浜第一小学校でのLoRaレスキューネット実証実験

少しずつ朝晩の気温が下がりはじめ、ようやく秋の気配を感じるようになってきた。
今日は、白浜第一小学校の避難訓練に協力してもらい、RoLaレスキューネットワークの実証実験をする日だ。
いつになく快晴で、澄んだ青空が実験を応援しているようだ。

今日の避難訓練は、小学校の休憩時間に地震と津波が発生し、近くの墓地へ避難するという流れになっている。
前回の保育園より移動範囲が広くなり、実証実験としてはもってこいだと思う。


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下川さん、西庄くん、石垣くんの3名がRIISに集合して、小学校へ向かってくれた。
僕は橋本くんから送ってくる予定のドローン映像を表示する準備を妻木くんと設定した。

小学校の方は、1024日に事前準備と動作確認を行っているため、アンテナ設置や地図表示モニターの準備などをテキパキとすすめてくれたようだ。
トラッカーは電源を入れてもすぐに地図に反映されないので、西庄くんに日光浴がてら、トラッカーを持って校庭でGPS受信をしてもらった。



橋本くんも小学校へ到着し、ドローンの飛行準備に取り掛かってくれた。
もちろん、飛行許可は取得済みだ。



10時に校長先生とNPOスタッフ、報道関係者と3年生の教室へ向かい、3学年児童にポーチ入りのトラッカーを配ってもらった。
トラッカーを取り付けている様子を報道カメラにバッチリ撮影してもらった。



校長先生は、先に墓地で待機することになっていたので、校長先生と石垣くんが墓地に向かってくれた。

10時24分ごろ、校内放送が流れ始めたが、途中で切れた。
放送トラブルのようだが、先生の対応により、すぐに放送は再開された。
訓練でのトラブルは、反省や改善に活かせるから良い。

津波発生を知らせる第二放送を聞いた児童は、各自墓地へ避難を開始した。
防災センターのモニターでも、トラッカーが動いているのを確認できた。



石垣くんから、迷子役の生徒(西庄くん)が墓地に居ないと連絡をもらい、捜索役の下川さんや橋本くんに連絡して探してもらった。
迷子役のトラッカーを目指し、ドローンが先行して捜索にあたってもらった。



ドローンからの映像も防災センターで確認できるので、映像に映った迷子役の西庄くんを発見した。
すぐに、捜索役の下川さんに連絡して、迷子役の場所まで誘導することができた。




ここで、実証実験は終わって、スタッフは備品の回収をして防災センターへ戻った。

防災センターでは、ボクや妻木君が取材を受けた。



小学校へ向かったスタッフが戻ってきて、片付けと今日の気付いたことを話あった。


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