いのしし檻の購入


受託研究を進めている「いのしし檻」の研究のため、できるだけ実績のある檻を入手することとし、和歌山県内のN鉄工所を訪ねて、実物を確認して購入することにした。

研究成果の試作を依頼する予定のH鉄工所の車で運送してもらうため、臼井らも同乗してN鉄工所に向かった。



それにしても、同じ県内とは言えどんどん山奥に入って行って、だんだん車が通れる限界の道幅になってきた。

そのうち、ここから先はいのししの領分と言う山奥で目的の鉄工所にたどり着いた。

まず、見せていただいたのは、見知らぬ人間の出現に吼えまくる猟犬たちと、比較的おとなしく佇んでいる10頭あまりのいのししたちだった。


その後、実際にこれらのいのししを捕獲されている、実績十分の檻をみせていただいた。

製作者のおっちゃんは、「檻の素材や大きさ、閉扉の方法などをいろいろとトライした後に、この形にたどりついた」と自身満々。

また組み立て式なので、簡単に運送や構築ができることも気に入った。



これなら研究用のベースになると確信して早速購入し、Hさんの車に積んで元来た道を引き返した。

それにしても、人間といのししが共生している境界地を訪ねたことで、非常に興味深かった。

N鉄工所の奥さんは、「ここにいるいのししは古い子で2年近く一緒に暮らしており、おっちゃんにすごく懐いているけど、餌代も結構かかるのよ。」とのこと。

ここでは本当の意味で、人といのしし君たちが共生状態にあったので、「いのししのおいしい食べ方は。。。」などの話はとてもできなかったなあ。

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