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和歌山大との産学共同事業について

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年末準備

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今年もいよいよ押し詰まって、RIISでも年明けの準備に入っている。 今年、RIISでお世話になった方にお歳暮を持ってお礼にでかけたり、RIISの活動をご支援いただいた方に出す年賀状を作成した。 また、次回の白浜シンポジウムの概要が実行委員会で承認されたので、いろいろな準備に取り組んでいる。 先週は全国的にやたら寒かったが、今週からはぽかぽかと暖かく、いつもの南国の年末風景となった。

今年最後の運用保守会議

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毎月実施しているBig・Uのシステムの運用保守会議も、今年の最後の会議が開催された。 運用保守要員からの報告は、以下のような内容である。 ・システムの定期点検の結果 ・障害監視及び対応状況 ・システムのバージョンアップ等の調査と対応 ・トラフィック監視レポート ・セキュリティ管理 ・システムやデータのバックアップ これらの内容をログを基にした報告書を作成し、細かく説明するのだ。

兵庫県立大にて、研究の進捗報告

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先日、兵庫県立大学を訪ねて、現在進めている「害獣対策研究事業」について、網わなや箱わなの開発状況や予算の執行状況などについて、取りまとめ役の先生等にご説明した。 網わなの研究を担当している能見と、箱わなを担当している臼井から、それぞれの装置について研究開発の状況をご説明した後、今後のスケジュールについても確認し合った。 また、経理を担当している下川より現在行っている経理処理についてご説明すると共に、処理方法の再確認を行って一部調整する必要があることがわかった。 大学のオフィスからも神戸の海が見えるが、田辺で眺める長閑な海の風景と大変趣が違うなあ。 (臼井義美)

システム管理者研修を実施

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2日間に渡って、Big・Uを会場としてシステム管理者研修を実施した。 講師は、当研究所の研究員である米田が担当。 今回の研修は、運用保守の心得やコスト削減、障害対策、調達方法など、事例を豊富に交えた実践的な内容となった。

IPAの研究会に参加

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IPAで行われたされた中小企業の情報セキュリティ対策研究会に出席するため、東京に行った。 駒込駅からIPAの入居するビルに行く途中、「六義園」という公園を抜けて行ったが、ちょうどもみじ祭りを開催中で、秋の風情を全身で感じながら歩いていった。 研究会では、中小企業がセキュリティの重要性に気づいて、できるだけ適切な対応をしてもらうために、IPAから提供されるチェックリストやWebサービスの内容について討議している。 今回は、年度末という事で開かれた懇親会に参加させていただき、参加した皆さんに来年度の白浜シンポジウムのPRを行うと共に、シンポジウムで議論したいテーマなどの意見をお聞きした。 期待していただいている方も多いので、次回も意義のある楽しいシンポジウムにしたいものだ。 (臼井義美)

きのくに学びフェスタ「NPO相談コーナー」に参加

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平成21年11月23日、Big-Uで和歌山県教育委員会主催の「きのくに学びフェスタ」が開催され、催しとして「NPOの活動に関する展示」や「NPO協働相談コーナー」に参加した。 学校への講演活動「紀州っ子IT安全キャラバン隊」や、和歌山大学教育学部豊田研究室との連携で進めています「紀州っ子救援隊」の紹介をさせていただいたり、コーナーにいらっしゃった方の質問にお答えしたりした。 また、隣の部屋で行われた「情報交換会」では、学校教職員、社会教育団体、地域の推進事業関係者、NPOなどが集まり、日ごろの情報を交換し合った。(下川)

自動化檻の試作が完成

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研究中であったイノシシ捕獲用の箱わなの試作1号機が完成したので、その検収を兼ねて改良点などを話し合った。 先日は、電子トリガーや駆動装置について、その動作状況の確認を行った。 駆動装置は、センサーとの接続を想定した「自動」と、人間が判断して駆動させる「手動」に切り替えられる構造としている。 当面は、手動によるテストを行うことになっているが、さすがに実績のある檻と機械加工のプロによる試作品だけあって、すてきな仕上がりだ。 シーケンサなども実績のあるメーカの製品を搭載することで、安定した駆動を目指している。 しかし、白いボックスや金属の反射がイノシシの警戒心を呼び起こす可能性があるため、ボックスをこげ茶色に着色してもらったり、ステンレス材などで組み上げられた駆動部分にも着色した金属製のカバーを設置したことで、目立たないようになった。 今回のミーティングでは、イノシシの捕獲を目的として現場にこの檻を設置することを想定して、扉の駆動装置などに関して、捕獲経験の豊かなT氏にも参加していただいて検討した。 特に扉が落下した際に、捕獲したイノシシが暴れることなども考慮して、扉の構造についても議論をおこなった。 イノシシが檻に入って餌を食べている時、スイッチ音がしてから扉が閉まるまでの間に、イノシシが逃げ出す時間的な余裕がないことが重要である。 イノシシは一般にバックをしないので方向転換してダッシュすることになるが、扉の閉まるタイミングがその行動に合致しているかなどについても、捕獲実績のある檻の構造をできるだけ踏襲して作成したので、問題がないであろうとの結論になった。

第14回白浜シンポジウムの企画開始

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次回の白浜シンポジウムに関して、各主催者団体と運営体制や規約の改訂などについて相談を行っている。 この日は、和歌山県庁と和歌山県警本部を訪ねて、相談をした。 和歌山県は、知事の積極的な参加表明もあり、本シンポジウムの運営を中心に参画することを確認した。 また、会場として県の情報交流センターであるBig・Uの活用をも検討することになった。 県警では、情報管理課と生活環境課がともに参画し、サイバー犯罪に積極的に取り組んでいることを、シンポジウムを契機にアピールしていく方針を確認した。 引き続き、主催団体である実行委員会の規約改訂や、課題ごとに議論をし提案するためのスタッフ会議の組織化などを経て、次回のシンポジウムの企画にとりかかる予定である。

星林高校へ紀州っ子IT安全キャラバン隊実施

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11月18日、「紀州っ子IT安全キャラバン隊」は、和歌山県立星林高等学校を訪れました。立派な玄関には、「新世紀の栄光と勝利をめざし世界に羽ばたけ星林生!」と日本語文と英文で書かれていました。 講演前に山本先生や谷田先生と打合せ後、教職員の方50名に、NPO代表の臼井義美が、主に高校生のネット利用の現状、事例などを講演しました。 内容は、 「高校生が陥りやすいネット犯罪とその対策」 ・今も昔も。。。 ・現在の状況は? ・高校生のネット事情  -掲示板(2ちゃんねる)  -SNS(ブログ、プロフ、mixi)  -動画配信サイト(Youtube、ニコニコ動画)  -学校裏サイト ・ネット社会の危険性と対処法  -詐欺  -いじめ  -ストーカ 講演時間が1時間ということで、要点を絞ってのお話となりました。 この学校には4年前にも、生徒さん900名を対象に臼井が講演させていただいていたようです。 講演の翌日に、記事を発見! また、機会がありましたら、お声掛けいただければと思います。(下川)

地域情報化フォーラム

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11月11日には、Big・Uで「ICTを活用した地域情報化」をテーマとしたフォーラムが開催された。 参加者も比較的多かったが、ボクにとってもこのテーマは非常に面白かった。 内容は、「テレビ電話を活用した新しいビジネスモデル」について、大手通信会社がはじめたテレビ電話のお話。 いまどき、何でテレビ電話なの?と思うが、最近、田辺市にも進出したそうで、その名も「株式会社見果てぬ夢」だって^^; とりあえず、近いうちにこの会社の見物に行ってこよう。 次に、田辺市長が、そのテレビ電話を使って市内で実験している様子を紹介された。 山間部に住む高齢者にとって、福音となるのだろうか。 ボクらは、ケータイでテレビ電話するほうが便利だし、Skypeだったらタダだしと思うのだが、高齢者にはそうはいかないのだろう。 もう一つ、京丹後市の方から、いのししの檻で捕獲した動物の写真をケータイに送信するシステムを紹介された。 ボクが以前和歌山県などに提案していた研究内容と似ているが、現在、我々がいのしし檻に関して農水省から委託されている研究とも近いので興味深く見せてもらった。 最後に手を上げて、意見を言わせてもらった。 「私は、大阪の街中から田辺に移り住んでいる。皆さんのお話を聴きながら、こんなことに気がついた。人脈や情報など都会の文化はネットワークで取り寄せることができるが、海の景色や温泉など地方の文化は都会に持ち込むことができない。だから、ボクは田辺でデジタル人間になることにした。」

秋が来た

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我々RIISが入居しているBig・Uにも、秋が来た。 ものすごく澄み渡った空の下で秋風がさわやかだ。 部屋の中で仕事をするのが惜しいくらい。 ところで、事務所にも蚊の残党がいて、仕事中にしょっちゅう刺される。 チラッと見た姿から、どうも藪蚊のようだ。 多分、Big・Uの一部に植栽された竹藪が塒(ねぐら)になっているんではないだろうか。 Big・Uのすぐ近くに新庄公園があるので、頑張って昼休みに散歩に行った。 ここも、コスモスが咲き乱れ、モロに秋の風情だ。

決算理事会

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今年も決算理事会のシーズンがやってきた。 久しぶりに理事の方々にお集まりいただき、事務局の職員から決算報告や事業計画をご説明した。 NPOの事業見通しについて、来期は比較的具体的な収支が見えているが、その先になるとよく見えない。 特に自治体への支援が多い我がNPOにとって、政権が民主党に変わって、どのような事業を重点的に実施することになるのかが、自治体自身も把握しかねている状況なので、我々もどのような支援が有効であるかを想定しにくいところである。 しかし、今後1年間くらいじっくりと状況を見定めて、自治体の手が回らない部分で、我々が支援できるところを見出して行きたい。 (臼井義美)

試作用檻について打ち合わせ

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先日、今回の研究結果の試作に用いる檻を購入したので、早速、その檻の構造に適した落下装置の研究を行い、その内容について打ち合わせをした。 試作を担当してくれるH鉄工所は、RIISの事務所があるBig・Uからそう遠くないので、本研究に関連する作業を手伝ってくれている吉田さんのクルマに同乗させてもらうことにした。 彼女は「クルマ取って来ます。」と言って、駐車場から一方通行部分を逆走して、バリバリバリと目の前にやってきた。 なんか、ミスタービーンの1シーンを見ているみたいだ。^^; H鉄工所を訪ねて、想定している研究案の1つを実現するための方法について、具体的な打ち合わせをした。 また、預けておいた試作用の檻に合わせたサイズで、試作に必要な機器と加工費について概算見積もりをいただいた。(臼井義美)

決算処理に奮闘中

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<作成中>

神戸でミーティング

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久しぶりに神戸の街を訪れ、ミーティングのために 兵庫県立大学 に行くことになった。 ボクはクルマの運転がまだ不安定なので、ゆとりをもって出発したため、神戸にかなり早く着いてしまった。 クルマを必死の思いで狭い駐車場に停め、近所の ハーバーランド を少し散歩した。 いつも白浜の海を眺めているけど、都会っぽい神戸の風景もいいねえ。 その後、地下街のKYKでエビカツを食べた。ずっと昔から、ボクはこのチェーン店のエビカツのファンなんだよね。 目的の大学が入居している同じ神戸ハーバーランドセンタービルの中に、ボクらが設立に関わった「 カーネギーメロン大学日本校 」もあるので、ちょっとおしゃべりする人がいないかなあとエレベータでそのフロアに降りると、喫茶店に行こうとされていたK氏とばったりお会いした。 ちょうどボクが求めていた人だったので、一緒に喫茶店に行って、大学の状況などをお聞きした。 いま学生の多くはアジア、中近東の出身で、なかなか日本人が入学してくれないということだ。 また、日本校は来年から兵庫県立大学の応用情報科に移り、卒業生は2つの大学を卒業したことになるそうだ。 「あ、以前ボクが携わっていたベンチャービジネスの指導をしていただいた 白川先生 のおられる学科へですか。」 「そうです。そうです。」 それじゃ、また先生にお会いする機会があるだろう。 きっと「君は、こんなところで何をやっとるんじゃ。」と言われそうだな。^^; 時間になったので、県立大のフロアに行って、早速ミーティングを行った。 今回は、主に研究中の事業に伴う知的財産権について、関係各機関と話し合った。 大学のフロアから眺める神戸の街や六甲山も素敵だったが、県立大学も近い将来このビルを出るそうだ。 そうなると、このすばらしい風景ともお別れだな。 (臼井義美)

いのしし檻の購入

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受託研究を進めている「いのしし檻」の研究のため、できるだけ実績のある檻を入手することとし、和歌山県内のN鉄工所を訪ねて、実物を確認して購入することにした。 研究成果の試作を依頼する予定のH鉄工所の車で運送してもらうため、臼井らも同乗してN鉄工所に向かった。 それにしても、同じ県内とは言えどんどん山奥に入って行って、だんだん車が通れる限界の道幅になってきた。 そのうち、ここから先はいのししの領分と言う山奥で目的の鉄工所にたどり着いた。 まず、見せていただいたのは、見知らぬ人間の出現に吼えまくる猟犬たちと、比較的おとなしく佇んでいる10頭あまりのいのししたちだった。 その後、実際にこれらのいのししを捕獲されている、実績十分の檻をみせていただいた。 製作者のおっちゃんは、「檻の素材や大きさ、閉扉の方法などをいろいろとトライした後に、この形にたどりついた」と自身満々。 また組み立て式なので、簡単に運送や構築ができることも気に入った。 これなら研究用のベースになると確信して早速購入し、Hさんの車に積んで元来た道を引き返した。 それにしても、人間といのししが共生している境界地を訪ねたことで、非常に興味深かった。 N鉄工所の奥さんは、「ここにいるいのししは古い子で2年近く一緒に暮らしており、おっちゃんにすごく懐いているけど、餌代も結構かかるのよ。」とのこと。 ここでは本当の意味で、人といのしし君たちが共生状態にあったので、「いのししのおいしい食べ方は。。。」などの話はとてもできなかったなあ。

inoshishi

システムの運用・保守

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RIISは、現在、県立情報交流センター「Big・U」に導入されているシステムやネットワークの運用保守に関して、コンソーシアムの一員として参加しており、定期的に運用・保守の状況を県のご担当者に報告をしている。 主な報告内容は、ネットワークトラフィックの状況、サイバー攻撃の有無と対応、ウィルスに関する状況、フィルタリングの実施状況などで、運用・保守にあたっている要員が中心になって毎月とりまとめた内容である。 また、実際にBig・Uの運営を委託されている指定管理者とのミーティングも定期的に実施しており、来館された利用者から要望のあった事項の対応や、よりよいサービスを行うにあたって必要となる各種の作業などについて情報交換を行っている。 これまでのところ、特に大きなトラブルは無く順調に運用されており、来館者のために設置されたPCも常に満席に近い利用率でとても好評のようである。 Big・Uのシステムやネットワークは結構充実しているようなので、今後はソフト面に新しいアイデアを取り込んで、さらに効果的な市民の交流ができるような方向に向かって欲しいなあ。 我々も、新しく企画などを提示するなど、お役に立てればありがたいと思う。

IT-Keys開催される

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西日本における国家的セキュリティ人材の育成を目指した教育コースの実習が、今年もBig・Uで開催された。 このセキュリティ人材育成プロジェクトは IT-Keys と呼ばれ、世界一安心できるIT社会の実現を目指すキーマンを育成するのが目的だ。 研修には、奈良先端科学技術大学院大学、京都大学、大阪大学、北陸先端科学技術大学院大学の学生等が参加して、実践的な学習が行われた。 当日は、秋晴れで天気も良く、快適な環境であったが、学生たちはガラス張りの実習室に篭って奮闘していた。 彼等が、これからの日本の情報セキュリティを守るキーマンに育ってくれるものと期待して、とても逞しく見えた。 頼んまっせ。ホンマ。^^;

学校の情報化について意見交換

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RIISには、いろいろな企業の方が折に触れ立ち寄っていただけるので、様々なお話ができてとてもありがたい。 先日は、セキュリティ対策などで昔からよくおしゃべりしているR社のM氏らにお立ち寄りいただき、自治体が推進している小中学校の情報化について意見交換を行った。 和歌山県の自治体でも、いくつかの市町村では積極的に小中学校の情報化に取り組まれているが、それぞれの自治体によって難しい課題をかかえているのが実情である。 特に、これまでは学校単位でシステムが完結していたんだけど、時代の流れに応じてネットワークで複数の学校が結ばれるようになり、教育にもインターネットが不可欠となってきたので、先生や生徒の情報を守るセキュリティ対策の様相が大きく変わってきた。 また、情報機器をフルに活用している先生もおられるが、パソコンそのものに全く関心のない先生まで幅広い層が対象となるため、一般企業のように一律に利用方法を指示するわけにもいかない。 特に、先生の中にはどうしても自宅で仕事をしたいという状況も見られ、利用しやすく安全なセキュリティ対策をリーズナブルに構築するのは大変難しい。 そういう状況で、できるだけ多くのセキュリティ製品の特徴を知り、どのように組合わせて利用すれば、先生方にとってもより使いやすく安心な教育環境が実現できるかを、一緒に考えていければと思う。 (臼井義美)

リゾート地の企業活動

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白浜町に進出した情報処理企業として頑張っているSRI社の浦社長らが、Big・Uを訪れた途中立ち寄っていただいた。 社長とは久しぶりにお会いしたので、思わず話が盛り上がってしまった。 お互いに、地域の活性化にどう取り組めるかなどのお話をした。 同社は一面海が見える素晴らしいロケーションに位置しており、「白浜で仕事をするということはこういうことだ」と言うような、リゾート地域における企業活動のモデルケースとなっている。 実際の現場では、リゾート気分で仕事をするという訳では決してないだろうけれど、素敵な環境でいい仕事ができることを実証してもらえれば、大いに地方の活性化に役立つものと期待している。 (臼井義美)

網わなの現場見学

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今日は、網わなの研究のため、共同研究機関である森林動物研究センターが開発している、シカ用網わなの見学を行った。 現地は、クルマでセンターから日本海に向けて1時間以上走った山中で、もうススキがなびき秋の風情だった。 開発中の網わなは、思ったより大きく大人が5,6人くらいかかって設定するくらいの規模だった。 なんでこんな大きさが必要なのかお聞きすると、「できるだけ多くのシカを一度に捕獲するためには、これくらいの大きさが要るのですよ。」とのこと。 実際の設定作業や、捕獲のための落下テストを観て、研究内容を検討した。

受託研究のキックオフ

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農水省の受託研究に関して、農水省の研究担当官やこの事業に携わる研究者が一堂に会し、キックオフ・ミーティングを行った。 この場で、それぞれ共同研究機関が分担する業務内容の最終調整と、研究スケジュールなどを確定した。 我々の方は、これから網わなや箱わなについての具体的な自動化方策を検討することになっているので、実物の網わなや箱わなを想定して設計して行くことになる。 農水省の方からは、お世辞かも知れないけど「とても有用な研究だと思うので、頑張ってください。」と励まされたこともあり、頑張らなくてはならないのだ。 (臼井義美)

「NPO実践講座」に参加

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8月21日(金)、和歌山県NPOサポートセンターの主催で日常の会計処理や助成金受諾や委託事業の財政などについての講座を受講した。 講師は税理士の水城実先生。内容は、会計の必要性や助成金を受けるポイントなどについて。 会計は現実の把握、日々の処理、反省(評価)そして対策をとることが重要で、反省する機会を放棄しているとそのNPOは成長しない。 会計システムがきちんとしていること、うまく運用していることによって得る信用が大切であるということ。 そして、最後に不正を防ぐための仕組みをつくること。1人だけですべてを行うのではなく、数人でチェックすることが必要。 また、定期的に試算表を作成し、目標を立てること。予算は、予測ではなく、成功イメージの意志が反映されたものでなければならない。 あっという間の1時間半だった。実際は、質疑応答での私の質問で、30分オーバーしてしまい、申し訳なかった。 最後に「経営の意思決定のサポート資料を提供するのが会計の務めである」と教えていただき、もっと勉強しなくてはだめだなとつくづく感じた。 (下川)

白浜シンポジウム実行委員会

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今年のシンポジウムも無事終了し収支も確定したので、シンポジウム実行委員会で事務局を担当しているRIISからも決算報告をした。 お陰さまで、不況や新型インフルエンザの影響で、一時はどうなることかと心配したが、収支はトントンで、まずは一安心。 今年のシンポジウムでいただいたアンケートの結果や、当日スタッフとして活躍していただいた方々の意見をもとに、来年度の方向性を議論しあった。 このシンポジウムは、和歌山県や和歌山県警、白浜町などの行政組織や大学、NPOのほか、関心を持っていただいている個人の方々が一体となって実施しているイベントなので、非常に特徴的ではあるが、それぞれの立場の事情もあって調整が大変なことも多い。 しかし、個別の立場を超えて共同で1つの事業を行うということは、非常に大切なことと思う。 来年度に向けて、また相互に協力していい成果を挙げられるよう、委員の皆さんのご協力をいただいて、事務局として参加しているRIISもがんばっていきたい。

害獣対策事業推進会議

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害獣対策事業を推進するにあたって、申請した計画に基づいて研究内容とスケジュールについて関係機関の最終確認を行った。 また、実際に共同研究を行うとなると研究機関が相互に協力し合うことになるのだが、その接点をどこが分担するかなどの確認も行った。 今回の会場は、研究機関の一員であるアサヒ電子研究所で、実際に試作されているセンサーなどの実物を見せていただいた。 いろいろと興味深い試作品や商品を見せていただいて、先生方や我々はそれぞれの分野での応用について様々なイメージを膨らませた。 夕食時に動物を専門に研究している先生方からアリやハチの集団行動についてのお話を伺ったが、自分の関心事であるマルチエージェントシステムや集団で行動するロボットなどへの応用として大変興味深かった。 (臼井義美)

IPAでの研究会と総務省でのご相談

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IPAで開催された「中小企業セキュリティ対策研究会」に参加した。 ところが、行く途中、白浜空港のようなコンパクトなところはいいが、羽田空港のようにやたら登場口まで歩かされる場所は、足の不自由なボクにとってはやたらつらい。 元気なときはまったく気にならなかったけど、杖をついてじっくり眺めると、同じ風景でもとても広く感じてしまう。 今回のIPAでの会議では、中小企業に有用なサポートツールを提供するについて、どのような課題があり、それに対してどう対応すれば良いかを議論した。 また、会議の参加者の中にJNSA西日本支部のWGでご一緒したN氏もおられたので、久しぶりにおしゃべりができた。 会議が終わって、すぐに総務省を訪ねた。 梅雨明けが遅れていて、どんよりした天気だったけど、雨が降っていなくて良かった。 同じ合同庁舎に警察庁も入居しているが、立替え以前の雰囲気いっぱいのビルには良く出入りしたけど、この庁舎が建設中の頃から、ボク自身が訪ねる機会がなくなった。 庁舎の1階に放送中のテレビのモニターが並んでいたが、ブラウン管が使われている部分があったのに、ちょっとびっくり。 総務省では、これまで白浜シンポジウムに対してご協力いただいた方に今年開催したシンポジウムの状況をご説明したり、RIISが地域のための支援を進めようと考えているいくつかのテーマについてもアドバイスをいただいた。 (臼井義美)