アライグマ丼って?
最近は、地元の農家の方々が害獣被害に本当に困っているということなので、我々もICTを利用した害獣捕獲の研究をすすめている。 先日は、近畿大学の宮下先生からお電話をいただき、情報交換をしたいとのことだったので、さっそく先生の研究室に伺った。 宮下先生は、天王寺動物園の名誉園長さんとのことで、動物に関する専門家として、やはり地元の害獣対策に取り組んでおられるそうだ。 先生の当面の課題は、紀ノ川市に大量に生息するアライグマの捕獲をすることだそうだ。 しかし、捕獲したアライグマを単に焼却処分などをするのでは、動物たちに申し訳ないので、アライグマ丼などにしておいしく食べるべきだ、と楽しそうにお話された。 実際に、アライグマの生息を観察する機器を作成し研究しておられるそうだが、今後、相互に情報交換をしてさらに有効な観察装置や捕獲装置などについて検討することにした。