市鹿野でのシニア見守り説明会

シニア見守り協議会では、限界集落と呼ばれる過疎地域で、我々が計画している見守り事業がどれくらい役立つかをモニターしていただくために、白浜町市鹿野(いちかの)地区の皆さんに集まっていただいて、TV電話や無線センサーのデモを含めて事業内容の説明を行った。



ここは深い山の中の集落で、会場となった活性化センターの部屋の中は強力なエアコンのおかげで、とても暖かかった。

皆さんが集まりやすい時間帯にしようということで、土曜日の19:00から会合を始めたため、クルマで行く途中の風景などを写真に収めることはできなかった。

説明の後、現地の皆さんからいろいろな質問を受けた。

「総務省からの事業委託期間が過ぎたときの、経費負担はどうなるのか。」
「利用していて壊したときの修理費はどうなるのか?」
「もう少し使いやすい画面にして欲しい。」
「現在、インターネット回線の契約をしている人はパソコンを使える人だろうし、TV電話のために回線契約をするような人には、TV電話も使わないのではないか。」

などなど。



確かに、まだお年寄りには月6700円のこの地域のインターネット回線使用料は高いと思うし、インターネットを引くならパソコンを使う人だろうから、今回のご提案はパソコンになじみのないお年寄りが何とかデジタル回線の恩恵を受けるための暫定処置ではある。

我々の方では、さらに有効な高齢者向けサービスを行うための企画も進めているが、現在の状況では、この方法が最適に使える1つの手段ではないだろうか。

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